▼天文ファンさん:
はじめまして。
私は天文観測をしていないので具体的な事は分かりませんが
アマチュア無線で50MHz帯を運用しています。
また多くの50MHz帯でDX通信にチャレンジされている方は53MHzのビーコン
以上に微弱な信号を受信し交信されています。
>パソコンから発生する短波からVHFの受信ノイズを除去するため、
>パソコンを全体をアルミホイルで囲みました。
>流星電波観測の53MHzにパソコンのノイズが受信されるのです。
このパソコンから発生されるノイズレベルは相当な量なのでしょうか。
私も無線をしなながらノートPCやデスクトップPCを使っていますが
そんなに気になる様なノイズは感じません。
53MHz帯のビーコンをおそらく受信さされていると思いますので、
ご使用の受信機やアンテナをパソコンから十分に離す事は必要に思います。
パソコンをアルミホイルで包んだ所で大きな変化は無いと推測します。
それよりか、パソコンと受信機やインターフェイスで接続をされているなら
そこからノイズが入り込む可能性が有ると思います。
パソコン自体のノイズ発生量を知るにはEMC計測を行っているラボへ測定依頼するしか無いかもしれません。まれにVCCIの規定レベルより大きなノイズを
出す機種もあると思います。
・私の知る限りでは、パソコンから無線機やアンテナを十分に離す。
・ご使用のアンテナが,無指向性ならビームアンテナに交換してみる。
・パソコンと無線機は別電源(バッテリなど)を利用する。
・無線機〜アンテナ間の同軸ケーは2重シールド(5D-2W等)にする
・パソコンのACケーブルや無線機の電源にはフェライトコアを入れる
・受信機とアンテナの間にはアマチュア用のコモンフィルタを入れる。
・受信機とアンテナ間のはBPFまたはHPFフィルタを入れてみる。
・パソコンを可能なら旧型機に交換してみる。
受信機とアンテナ間のフェライトコアは使うフェライトコアの種類によって
効果が全く出ない場合が有りますのでご注意下さい。
一般的はパッチンコアだと効果は小さい様です。
スペアナが有れば無線機の代わりに接続しどういうノイズが出ているのか
推測は可能ですが一般的ではありませんね。
CRTやLCDから電磁波が放射される事は有ります。
私の経験では、パソコンから放射されるノイズよりも何かに接続しておきる
伝導性のノイズの可能性が高い様な気がします。
そえれら、アンテナのビーム方向はパソコン方向では無いですよね。
ご質問の意図から外れて回答ですが、磁界成分は金属で覆っても全くノイズ
変化は変わりません。そういう意味でパソコン自体から放射されていると思います。 少しでも貴殿のご参考になれば幸いです。