editorさん:
今後、どう対策を打っていくか
例えばすぐさまできることとしては、
・学校での座学+演習問題を解くというスタイルに、教官による実験のデモを加え、理論式と実験データの一致を明示する。
(それらが一致しないことがわかれば、それが課題を残している理論修正のフィードバックがかかるようになる。)
・電気の教本にある、極座標表現を、複素数表現に統一する。
(このことで電気で使う数学が統一され、電気に関わる線形、非線形微分方程式を解く土台が整います。
ラプラス変換、逆ラプラス変換、伝達関数等の制御理論等、複素数を基礎とする学問、理論が理解できる土台が整います。)
・官の指導に期待しない、民が頑張る。(官では文化系の人が多く、理科系の十分な基礎教育土台が無いので到底無理。)
他、いろいろあります。
大きい文化の流れでは、欧米では自然科学の分野が長年(数百年)引き継がれて発展しているのに、
国内では何故、自然科学の分野の発展が停止したままなのか。
欧米輸入の文献を日本語に訳するという慣習が何故未だに続いているのか、
これからは、自分達でオリジナルを考え、その文化を伝えるという継続的努力が必要と思っています。
欧州のセルンの仕事文化等はおそらく良い見本で、仕事がうまくいかないときは、
うまくいっている人達のやりかたを真似することから始める、
そのことから自分たちの文化にどんな問題があるのか、
”See”(見直し)の仕事過程が発生すると考えます。
これは大きなビジネスチャンスで、御社に期待されているものは大きいと思います。
以上、先進国に追いつき追い越すことを目指して、御社内でも検討会等で扱って欲しく、よろしくお願いします。