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Re:PSN式SSB変調・復調記事理論 ご再考の...
[NEW]  editor  - 24/3/18(月) 14:20 -
▼M2019Jさん:
 弊社の雑誌/書籍をご愛読いただきありがとうございます.

 本件はHam Journal誌の記事に関するものと存じます.
 お手数をおかけしまして恐縮ですが,同誌編集部へお尋ねいただきたいと存じます.

よろしくお願い申し上げます.
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PSN式SSB変調・復調記事理論 ご再考のお...
 M2019J  - 24/3/16(土) 17:10 -
編集部様、関係者様、読者様

題目の件、以下の記事の正誤確認をお願いしたくよろしくお願いします。

元記事:

https://www.cqpub.co.jp/HAMJournal/contents/107/images/SSBGen_p89-91.pdf

引用:図1,図2 入力低周波電圧 = cos(ωs*t)

=>
訂正案:振幅電圧変数の記載漏れあり。
◯:  As*cosωst

一般化すると入力低周波電圧 は、
x(t)= Σ( i=1to n) Aicos(ωi*t)+Bi*sin(ωi*t)
がより正確で一般的な電圧表現。

引用:
「このように式で証明されると確かにWeaver方式によってSSB信号が発生すると思えるのですが,サブキャリアがオーディオ帯域の真ん中にあるというのはどうにも気持ちがよくありません。」

ー>三角関数の積和公式に従った、周波数変換のアナログ電圧乗算による周波数変換の原理がうまく理解できていないように読めています。

訂正案: 入力低周波電圧 x(t) は、±局部発振器の周波数分だけ、周波数帯がシフトする。

---
以上、ご検討をよろしくお願いします。
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国鉄在来線用400MHz帯簡易列車無線の技術史
 editor  - 24/2/21(水) 14:08 -
読者各位
 RFワールド筆者の加島篤様による論文
「国鉄在来線用400MHz帯簡易列車無線の技術史」
が北九州工業高専図書館の機関リボジトリ(電子アーカイブ)で公開されました.
 どなたでも閲覧可能です.ご関心のある方はどうぞ.

https://kitakyushu.repo.nii.ac.jp/record/2000116/files/2_R05_%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A0%B1%E5%91%8A_%E5%8A%A0%E5%B3%B6%EF%BC%883%EF%BC%89.pdf
添付画像【1066_JRF-EH.jpg : 64.4KB】
【1066_JRF-EH.jpg : 64.4KB】

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Si5351A@秋月電子通商が在庫切れ
 joe  - 23/9/1(金) 11:43 -
 NanoVNA-Hなどで採用されて引っ張りだこのクロックジェネレータIC Si5351Aが在庫切れ間近でした.
 すでにDIP化モジュールは在庫切れで,再生産は未定だそうです.
https://akizukidenshi.com/catalog/goods/search.aspx?search=x&keyword=Si5351A&image=%8C%9F%8D%F5

 Si5351AーB単体の在庫はゼロ@秋葉原,在庫僅少-お一人様4個まで@八潮店です.
 再入荷の見込みは未定とのこと.

 AliExpressやAmazonでは出品多数ですので,今後はこちらから調達するのがよいのかも.
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 TT  - 23/8/22(火) 21:24 -
joeさん
LiteVNA64が充電できなくなり電池を交換することくらいしかできず、
何でだろ? また同じことが起こるのか?と思ってましたが安心しました。
ありがとうございました。
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 joe  - 23/8/22(火) 17:00 -
▼TTさん:
>改造前は充電できませんでしたが、充電できるようになり電池マークも
>赤から緑に変わり充電できているようです。
 成功おめでとうございます!安心いたしました(^^)ノ
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 TT  - 23/8/22(火) 15:31 -
joeさん
勢いでD1,R7も外してしまいました。(動作的に問題ないでしょう)
以前LiteVNA64からダメと思い外したLiPoがあったので充電してみました。
最初は動作しませんでしたが数分充電して動作するようになりました。
改造前は充電できませんでしたが、充電できるようになり電池マークも
赤から緑に変わり充電できているようです。
写真はダメと思われる電池に充電しているところと、
充電ができて起動したようすです。
ありがとうございました。モヤモヤがきえました。
添付画像【1062_P8224452s.JPG : 309.7KB】
【1062_P8224452s.JPG : 309.7KB】

添付画像【1062_P8224454s.JPG : 186.6KB】
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 joe  - 23/8/22(火) 13:48 -
▼TTさん:
>情報を参考に早速D1,R7,R1を外しました。
>これで充電の問題は解消されますね。
 再充電できるはずですが,解消されましたでしょうか?

 なお,過放電させてしまったLiPoバッテリーを充電できない問題はR1を外すだけで対策できるようです.
 D1,R7,R1を外すのはバッテリーレス(USBパワーだけ)で動作させるときにIFへスイッチングノイズが混入する影響を防ぐためと書かれてますね.
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 TT  - 23/8/22(火) 12:32 -
joeさんLiteVNA64の情報ありがとうございます。
情報を参考に早速D1,R7,R1を外しました。
これで充電の問題は解消されますね。
添付画像【1060_P8224440s1.JPG : 274.9KB】
【1060_P8224440s1.JPG : 274.9KB】

添付画像【1060_P8224447s1.JPG : 284.7KB】
【1060_P8224447s1.JPG : 284.7KB】

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LiteVNA62のR98
 joe  - 23/8/21(月) 11:19 -
 写真を貼るのを忘れていましたので今更ですが貼ります.

 1枚目は過放電させた状態でUSBから電源を供給したときの画面表示です.
内蔵電池では動作しなかったので,USBから電源供給したらこうなりました.
このとき電源OFFにしてUSB電流計で充電電流を測るとゼロでしたから,充電していないと判断しました.

 2枚目はR98の位置,3枚目はR98除去後のようすです.

※Hugenさんがgroups.ioに書き込んだコメントによると,LiteVNA62(2.8インチ液晶)とLiteVNA64(4インチ液晶)では電源回路が少し違うそうです.
添付画像【1059_LiteVNA62-cant-charge-01.jpg : 71.5KB】
【1059_LiteVNA62-cant-charge-01.jpg : 71.5KB】

添付画像【1059_LiteVNA62-R98-is-here.jpg : 39.4KB】
【1059_LiteVNA62-R98-is-here.jpg : 39.4KB】

添付画像【1059_LiteVNA62-R98-removed.jpg : 23.5KB】
【1059_LiteVNA62-R98-removed.jpg : 23.5KB】

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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 joe  - 23/8/21(月) 10:59 -
▼TTさん:
>基板を見ると電源コネクタ付近にR98は無く、それらしいR1,R2があります。
>LiteVNA64でも同様の対策が必要でしょか?
 下記によるとLiteVNA64ではR1を外すと対策できるようです.
https://groups.io/g/liteVNA/topic/litevna64_charging_issue/89985691?
p=,,,20,0,0,0::recentpostdate/sticky,,,20,2,0,89985691,
previd%3D1659356484264187703,nextid%3D
1649520174696310825&previd=1659356484264187703&nextid=1649520174696310825

(上記URLが2行以上に分かれて表示されて,うまくジャンプできないようならば,コピペして1行にまとめてみてください.)

 そのR1の位置は下記が参考になります:
https://groups.io/g/liteVNA/topic/reduced_interference_from_usb/89382728

※Hugenさんの書き込みによると,LiteVNA62(2.8インチ液晶)とLiteVNA64(4インチ液晶)では電源回路が少し違うそうです.
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Re:LiteVNAの初期不良:充電できない
 TT  - 23/8/21(月) 9:38 -
こんにちは。
LiteVNA64でも同様の症状がありLiPo電池を交換して復活しました。
基板を見ると電源コネクタ付近にR98は無く、それらしいR1,R2があります。
LiteVNA64でも同様の対策が必要でしょか?
今は電圧が低下しないよう定期的に充電を行なっています。
ご存じの方いらっしゃいましたら教えて頂けたら幸いです。
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LiteVNAの初期不良:充電できない
 joe  - 23/8/3(木) 14:25 -
 LiteVNAのLiPo充電池を充電する回路に設計ミスがあり,過放電したら再充電できないそうです.
 久しぶりにLiteVNAを使おうとしたら電源が入りません.USB給電すると動作しましたが,バッテリーアイコンが赤くなっていて,USB電流計でチェックすると充電電流が流れていません.
 下記のblogに情報がありました.R98を撤去すれば回復するようです.

LiteVNA Battery 障害、その後
https://www.jh1lhv.tokyo/entry/2022/01/13/204710
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NHK技研 研究年報
 joe  - 23/7/3(月) 13:49 -
 2010年以降のアーカイブが下記で公開されています:
https://www.nhk.or.jp/strl/publica/annual/index.html?p=2022
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水中ロボットコンベンションと水中ロボッ...
 joe  - 23/6/15(木) 13:55 -
 本年は4年ぶりに水中ロボットコンベンション in JAMSTEC 2023 が横須賀で現地開催されます。

 今回も、フリー部門とAIチャレンジ部門、ジュニア部門が設けられています。また、今年から新たにビデオ参加部門を設けます。遠方に居住するなど参加が困難な方が対象です。
 参加登録の締め切りは7月24日(月)ですが、定員に達し次第、募集を終了します。ご参加をご検討されている方は、早めに参加登録をされるようにお願いいたします。

詳細および参加登録は、下記をご覧下さい。

http://jam23.underwaterrobonet.org/

 また、7月17日(月、海の日)には、水中ロボットセミナーをオンラインで開催します。今年は、北極と南極で活躍した自律型水中ロボットのお話を、ロボットを開発し、実際に北極と南極に行かれた研究者にお願いしました。参加は無料ですが、事前登録が必要です。参加登録は6/20に開始予定です。詳しくは、下記をご覧ください。

http://jam23.underwaterrobonet.org/seminar/
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Re:特集第2部のサンプルプログラムはどこ...
 editor  - 23/6/8(木) 17:13 -
▼いけいけさん:
>NI LabVIEW RFワールド特別評価版の受付が2017年7月末で終了したとのことですが、それに併せて「第2部 仮想体験編のサンプルVI一式」のダウンロード・サービスも終了してしまったのでしょうか?
 小誌「RFワールド」をご愛読いただきありがとうございます.
 お察しの通りでございます.
 下記のように「第2部 仮想体験編のサンプルVI一式」は「NI LabVIEW RFワールド特別評価版」 に内包されておりまして,ダウンロード・サービスも終了しております.
https://www.rf-world.com/x/RFW27DLS/USRP/RFW27USRP.htm

 悪しからずご了承いただきたいと存じます.
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Re:特集第2部のサンプルプログラムはどこ...
 いけいけ  - 23/6/8(木) 15:40 -
RFワールドNo.27 特集「USRPとLabVIEWで体験するSDR」ダウンロード・サービスについて
NI LabVIEW RFワールド特別評価版の受付が2017年7月末で終了したとのことですが、それに併せて「第2部 仮想体験編のサンプルVI一式」のダウンロード・サービスも終了してしまったのでしょうか?

▼editorさん:
> 特集第2部のサンプル・プログラムは,下記ページに記載しておりますように「NI LabVIEW RFワールド特別評価版」のダウンロード・サービスに含まれております.
>http://www.rf-world.com/x/RFW27DLS/USRP/RFW27USRP.htm
>
> 下記ページからお申し込みいただいたときに,
>ご入力いただいたメール・アドレスへダウンロード先URLを記載したメールを自動返信しております.そこからダウンロードいただきたいと存じます.
>https://www.rf-world.com/x/RFW27DLS/LVSE4RFW/captmail.cgi
>
>以上です.
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マイクロ波部品測定ハンドブック(第2版)
 editor  - 23/5/15(月) 18:02 -
 森北出版から「マイクロ波部品測定ハンドブック(第2版)」が発売されました.
 本文944ページ,菊判(約16×23cm),約5cm厚の大部です.
本体22,000円(税込み24,200円)
https://www.morikita.co.jp/books/mid/078732
https://www.amazon.co.jp/dp/4627787324/

 原著の初版は2012年2月,第2版は2019年7月発行です.

 著者のDr. Joel P. DunsmoreはKeysight Technologies社(旧Agilent Technologies,旧Hewlett Packard)社でHP8753やPNAファミリなど
代表的なVNA製品に貢献してきたエンジニアであり,K社のResearch Fellowでもあります.
 訳者各位はKeysight社のVNA製品のエンジニアなので適切な翻訳が期待できます.

 専門家向けの書籍でお高いですが,測定器の画面キャプチャや
写真が豊富で,画面キャプチャには一目でわかるよう図中に
説明が加筆されていて丁寧な印象です.
 本書は「基礎と応用」「理論と実用」が渾然一体となった構成です.そういう意味では1964年にMcGrawhill社から刊行され“The Bible of Bibles”といわれた名著“Microwave Filters, Impedance-Matching Networks, and Coupling Structures”(Mattaei, Young, Jones)を彷彿とします.
 なかでも実機コンポーネントの写真や自作キャルキットの話題などが興味をそそられました.

 RFワールドの解説では物足りないと感じる諸兄,マイクロ波測定やVNAに関して理解を深めるのにいかがでしょうか?
添付画像【1051_thebook.jpg : 111.5KB】
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添付画像【1051_samples-1.jpg : 391.1KB】
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添付画像【1051_samples-2.jpg : 430.4KB】
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Re:1:1、50オーム平衡ー不平衡変換バラン...
 Gary  - 23/5/11(木) 17:53 -
 亀レスですみません.難しい解析にチャレンジされているようですね.

▼M2019さん:
>結果:
>(1) P102にかかれた3相のコイルで、真ん中のコイルは、左右コイルの両方から電磁誘導をうけ、電圧が0 V にキャンセルされ、
>P103に書かれた真ん中のコイルの電圧V=0 となり、書籍の説明と異なる結果になりました。
ふと気になったことがあります.下記の書き込みの2枚目の図では,磁束φを一つだけ書きましたが,実際には三つのコイルが相互誘導することによってそれぞれ磁束を発生します.
https://www.rf-world.com/x/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=1037;id=RFW2#1037

 すなわちL1による磁束はL2とL3,L2の磁束はL1とL3,L3の磁束はL1とL2をそれぞれ励磁します.これらをシミュレーションに盛り込んでありますでしょうか?


>(2) ダイポールアンテナは、「平衡」にある、とこれまで聞いてきましたが、
>MMANAの計算では、 Z = R + j(ωL-1/(ωC)) という集中定数でのインピーダンス特性で書けることになり、「平衡」状態は、どうやらωL-1/(ωC)=0 が成り立つ共振周波数でのみ平衡状態となりで、共振周波数から周波数がずれるほど、不平衡状態(虚数部が0にならない)になる特性が見られることがわかりました。
 真の半波長ダイポール・アンテナは,その共振周波数において平衡状態にあるだろうと思います.ただし理想的な話であって,実用上はわずかに不平衡電流が流れるでしょうね.
 余談かもしれませんが,ダイポール・アンテナの入力インピーダンスの値としてよく知られた「73.13+j42.45Ω」は,虚数部があることからわかるように,共振状態のインピーダンスではなく,電気的半波長のときの値をモーメント法で求めた結果だそうです.

>このため、これまでの平衡:不平衡 変換のバランの特性説明は、本質的に大本から間違いである、とまでは言いいきれないのですが、アンテナ根本でのインピーダンスの虚数部によるRF電流の位相ずれをキャンセルするのが、バランの持っている本質的バランス特性と考えるように解釈しなおしました。
 一口に「バラン」と呼ばれるものの動作原理を大別すると,不平衡電流をキャンセルするものと,高インピーダンスによって阻止するものに分かれると思います.本件のバランは前者でしょう.
 前者はインピーダンスが虚数部をもつ場合は,それに応じてバランにも不平衡電流が流れるだろうと思います.細い線を使ったダイポール・アンテナの実用帯域は比帯域でせいぜい0.5%ぐらいでしょうから,その範囲で使うなら不平衡電流の値もたかが知れていると思いますが,いかがでしょうか?
 後者は同相となって流れる不平衡電流を阻止しますが,阻止インピーダンスは有限なので,完全にゼロにはなりません.必要に応じて妥協が必要だろうと思います.
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Re:1:1、50オーム平衡ー不平衡変換バラン...
 M2019  - 23/4/23(日) 16:03 -
▼m2019さん:
>https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/14/14981/14981_p102-103.pdf
>にある1:1、50オーム平衡ー不平衡変換バランの仕組みをお読みしましたが、理解できません。
>LTsice でシミュレーションをやりたいのですが、コイルの結合定数、インダクタンス、コアの透磁率のデータの開示もなく困っています。
>ご助言お願いします。
>インダクタンス・メータはありません。SWR計、ディップ・メータ、オシロ(40MHz, 1Gz)はあります。MMANAを操作できます。

編集部様
お世話になりありがとうございます。
LTspice で、0.7uH x 3個、コイルの結合係数K 0.99 0.99 0.99 で
シミュレーションしてみました。
実測での立証確認は現在無理です。

結果:
(1) P102にかかれた3相のコイルで、真ん中のコイルは、左右コイルの両方から電磁誘導をうけ、電圧が0 V にキャンセルされ、
P103に書かれた真ん中のコイルの電圧V=0 となり、書籍の説明と異なる結果になりました。

(2) ダイポールアンテナは、「平衡」にある、とこれまで聞いてきましたが、
MMANAの計算では、 Z = R + j(ωL-1/(ωC)) という集中定数でのインピーダンス特性で書けることになり、「平衡」状態は、どうやらωL-1/(ωC)=0 が成り立つ共振周波数でのみ平衡状態となりで、共振周波数から周波数がずれるほど、不平衡状態(虚数部が0にならない)になる特性が見られることがわかりました。

このため、これまでの平衡:不平衡 変換のバランの特性説明は、本質的に大本から間違いである、とまでは言いいきれないのですが、アンテナ根本でのインピーダンスの虚数部によるRF電流の位相ずれをキャンセルするのが、バランの持っている本質的バランス特性と考えるように解釈しなおしました。

以上、ご検討をよろしくお願いします。
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