天文ファンさん,引き続き書き込みありがとうございます.
▼天文ファンさん:
>ハード・アナログ設計本は確かにいろいろあるのですが、現場で設計に
>実践的に使えるものはほぼ無いと思います。
現場での設計とは,具体的にはどういった分野のどんな設計をお考えでしょうか?
>公開前特許、守秘義務、企業秘密 等による制約もありますが、
書き手のお立場もあって,生業の種をおいそれと
開示できない事情もあろうかと思います.
>時代遅れ、間違った設計本が多く、設計文化の改訂・継承・発展が、日本国内でできていないまま、
>思考停止状態を継続していると思います。
時代遅れの感は否めないかもしれません.結果的に,技術や経験知,暗黙知などが若い世代に継承されないままになっているのでしょうね.
>定本・・・の設計と書かれていても、中身は製作と測定だけで、設計方法が書かれていないものがあります。
題名と内容に齟齬あり,乖離ありな本が増えたということでしょうか.
もっともこの傾向は海外の出版物にも共通していえるようにも思います.
>一方、学会は出版物を出すだけで、文化交流がありません。
最近は異なる学会が研究会を共同開催するような動きとか,
研究会を海外開催して現地の学会と交流を図るような動きもでてきて
いるようですが,まだ不十分なのかもしれませんね.
>ハードウェア電子設計文化に関しては、PDCAサイクルが回っておらず、かなり深刻な状況にあることがわかってきました。
>特にC,Aの過程が国内には無いので、同じ誤り記事が繰り返し書かれています。
>
>この状況改善するには、書籍においても、
>実験ベースの理論検証を基礎において、See, Action による
>理論修正、文献改訂のサイクルを常に早く回すことができるようにして、
>国内の文明の進歩的循環構造を作る必要があると思います。
具体的には,たとえばどのようなプランが考えられますでしょうか.
妙案をお持ちでしたら,ご教示いただけると幸いに存じます.