天文ファンさん,ご返信ありがとうございます.
▼天文ファンさん:
>当方でのパソコンやCRT/LCDのノイズ対策は完了していて、
>その解決手段の質問ではなく、?マークのついた部分が当方の質問でした。
的はずれな回答をしてしまったようで失礼いたしました.
>そこで、今回は、磁力線のキャンセルという古い書籍に書かれた知識情報を
ここをご覧になる方のために念のため補足しておきたいと存じます.
アルミホイルでくるむことは,アルミホイルが良導体なので,電磁シールドとして機能いたします.そのアルミホイルを一定の電位に接続すれば,静電シールドとして機能いたします.ただし,アルミホイルは磁性体ではないので,磁気シールドとしては機能いたしません.
つまりアルミホイルで包めば(高周波の磁力線が形成する)交番磁界や(電気力線が生じるような)電界をキャンセルする(打ち消す)ことができますが,(永久磁石の磁力線が形成する)静的な磁界をキャンセルすることはできません.
>例に上げて、こうした過去の誤った情報・知識をいかに修正していけば良いのか、
>その役割を担う、出版会社さんらが既にいなくなっていて、今後
>どうやって修正、改訂をやっていけば良いか、という課題に
>いかに対応すべきか、という質問の趣旨になります。
難しいテーマと存じます.私には解決策が思いつきません.
発行の主体である出版社が喪失しているとなると,当該文献の筆者ご自身がなんらかの方法で正誤情報を世間に伝えるほかなさそうに思います.
出版社が存続していて,販売継続中の書籍であっても,
筆者ご自身が自分のホームページで正誤情報を公開されていることが
ときたま見られます.あるいは筆者ご自身が他の出版社から別の書籍を
上梓された際に過去の自著の内容を訂正される例もございます.このような形が一つの参考になるのではないかと存じます.
基本的には,正しい情報を繰り返し発信し続けることで
誤った情報・知識を是正するしかなさそうな気がいたします.
石油の化石起源説とか,恐竜の爬虫類説とか,太陽系惑星の順番など,
その後の研究や調査によって,かつては正しかった知識が覆される
こともございます.
以上,あまりお役にたてず申し訳ございません.