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パソコン発生ノイズのシールドの仕方 天文ファン 16/2/11(木) 13:52

Re:パソコン発生ノイズのシールドの仕方 editor 16/2/16(火) 10:20
Re:パソコン発生ノイズのシールドの仕方 天文ファン 16/2/17(水) 20:35

Re:パソコン発生ノイズのシールドの仕方
 editor  - 16/2/16(火) 10:20 -
天文ファンさん,ご返信ありがとうございます.

▼天文ファンさん:
>当方でのパソコンやCRT/LCDのノイズ対策は完了していて、
>その解決手段の質問ではなく、?マークのついた部分が当方の質問でした。
 的はずれな回答をしてしまったようで失礼いたしました.

>そこで、今回は、磁力線のキャンセルという古い書籍に書かれた知識情報を
 ここをご覧になる方のために念のため補足しておきたいと存じます.
 アルミホイルでくるむことは,アルミホイルが良導体なので,電磁シールドとして機能いたします.そのアルミホイルを一定の電位に接続すれば,静電シールドとして機能いたします.ただし,アルミホイルは磁性体ではないので,磁気シールドとしては機能いたしません.
 つまりアルミホイルで包めば(高周波の磁力線が形成する)交番磁界や(電気力線が生じるような)電界をキャンセルする(打ち消す)ことができますが,(永久磁石の磁力線が形成する)静的な磁界をキャンセルすることはできません.


>例に上げて、こうした過去の誤った情報・知識をいかに修正していけば良いのか、
>その役割を担う、出版会社さんらが既にいなくなっていて、今後
>どうやって修正、改訂をやっていけば良いか、という課題に
>いかに対応すべきか、という質問の趣旨になります。
 難しいテーマと存じます.私には解決策が思いつきません.
 発行の主体である出版社が喪失しているとなると,当該文献の筆者ご自身がなんらかの方法で正誤情報を世間に伝えるほかなさそうに思います.
 出版社が存続していて,販売継続中の書籍であっても,
筆者ご自身が自分のホームページで正誤情報を公開されていることが
ときたま見られます.あるいは筆者ご自身が他の出版社から別の書籍を
上梓された際に過去の自著の内容を訂正される例もございます.このような形が一つの参考になるのではないかと存じます.

 基本的には,正しい情報を繰り返し発信し続けることで
誤った情報・知識を是正するしかなさそうな気がいたします.
石油の化石起源説とか,恐竜の爬虫類説とか,太陽系惑星の順番など,
その後の研究や調査によって,かつては正しかった知識が覆される
こともございます.

以上,あまりお役にたてず申し訳ございません.
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Re:パソコン発生ノイズのシールドの仕方
 天文ファン  - 16/2/17(水) 20:35 -
editor さま

丁寧な回答を書いてくださり、ありがとうございます。
このQ&Aが検討課題としてたたき台となって、

・磁力線とは何か、
・磁場とは何か、
・電場とは何か、
・クーロン力とは何か、
・ローレンツ力とは何か、
・電磁気力とは何か、
・それらはどう違うのか、それらの相互関係と相互作用、
・シンクロトロン放射の仕組み、電離層の生成過程等、他多数もろもろ

日本の小学校教科書で習う磁石の周りの砂鉄の写真や図と説明文からその上位の専門書まで、
アインシュタインが理解しようとしなかったボーアさん達の量子力学について、
近年までの欧米での研究成果が、日本の各種図書や教育内容にフィードバックされ、
体系全体を基礎から見直しがかかる機会になるのに期待します。

また、今の日本でも歴史的に昔からずっとできていない、
”理論を考えだす、発見する。”
”実験で理論式を検証する。”
”理論に基づいて設計する。”
という手法や考え方、教育、書籍が定着し、今や技術後進国となってしまった日本が再起し、
できるだけ早く先進国水準に追いつくように期待します。

ありがとうございました。
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