50MHz帯アマチュア無線家さん
編集部さん
今回の53.7MHzの電波ノイズは、CRT(通称ブラウン管)モニタから輻射されていました。
CRTをOFFすると、HRO観測用流星反射電波へのかぶり(混信)電波が消えました。
PC本体に問題無いわけではないのですが、VCCI家庭用自主規制をクリアしたことに
なっていました。
別機種のLCDタイプのNotePCは、モニタから中波帯への不要輻射はやや多いものの、
HF-VHFへの影響は幸いありません。
編集部さん
ちょっと条件が変わりますが、携帯電話の電波がアルミ製薄鍋で遮蔽されるか実験しました。
スーパで売ってるアルミ薄鍋付うどんの鍋を2個使い、携帯電話を挟むように、
中に入れると、携帯電話には電話が着信しない状態になることを確認しました。
しかしながら、磁力線はやはり実在しない仮想的な磁界の粗密度表現なので、
従来書かれてきている磁力線と渦電流の発生とキャンセル説の誤りについても、
できれば実測、少なくとも高周波シミュレーションツール等で確認し、
どのようなRF現象が起こるか、今後の記事に載せて欲しくお願いします。
欧米では、実験で検証できない理論は哲学でしかない、という
厳しい実験の繰り返しによる理論検証と理論修正を徹底することで、
物理学や電気電子工学を発展させており、この点、日本の学会も産業界も
未だ課題のある文化歴史をたどっているようです。
大学の理論書は演習問題を解くことに目標をおいており、実回路動作や実験、
設計との接点がありません。
電子回路の製作本はあっても、(日本では)設計本が無い状態に近いので、
設計法を書いた本も出版よろしくお願いします。