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高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について 5U4GB 17/6/18(日) 17:41 [添付]

Re:高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について ラジオ屋 17/8/23(水) 16:07

Re:高周波Cクラスパワーアンプの動作説明...
 ラジオ屋  - 17/8/23(水) 16:07 -
 少し前の話題ですが。Cクラスアンプについて気になったので投稿し
ました。

>(1)A,B,Cクラスアンプの分類は、電力アンプの分類用のクラスわけ
ですか?

→いいえ,違います。A,B,Cクラスはリニア増幅素子(具体的には
真空管,トランジスタ,FET)のバイアスによる動作形式の分類で,電
力アンプに限らず小信号アンプでも使われます。


>小信号電圧アンプでは、負荷線を使ったバイアスポイント設定が説明
され、TRは、コレクタ電流の飽和領域にある負荷直線上をバイアスポイ
ントを中心にスライドして、電圧アンプとして動作すると聞いています。

→負荷線を使った設計ではコレクタ電流が飽和領域になることはないと
思いますが,誰に聞いたのでしょうか。ちなみに負荷線上をスライド
するのは大電力オーディオアンプも同じでしょう。


>このため、電圧アンプはクラス分けは無いと思います。
>A,B,Cクラスアンプの分類方法は、電力アンプにバイアスを与える方法を
3種類に分類したもので、電圧アンプへバイアスを与える方法を分類する
ものではない、と考えて良いですか?

→いいえ,一般的にはそう考えません。HiFiオーディオアンプに関しては
小信号アンプにAクラス以外を使うことはありませんが,特定の分野で
使わないからといって分類がなくなるわけではありません。A,B,Cの
クラス分けは,HiFiオーディオアンプのためだけにあるわけではないの
です。


>(2)電源電圧が低い場合の、Cクラス(パワー)アンプの動作
 添付ファイルのCクラスアンプでは、入力信号のマイナス側がカット
されて出力されています。
 しかし、RFキャリアがベースに入力されると、ベースにDC電圧が発生
します。

→ いいえ,この回路図ではベース・エミッタ間がコイルで直流的に
ショートされていますので,ベースにDC電圧が発生することはありま
せん。コイルの巻き線抵抗を無視できない場合や,コイルに直列に抵
抗器を追加した場合は,ベースにDC電圧が発生します。


>すると、ベース電圧は0Vではなくなり、Cクラスではなく、AB級の
ような動作になり、入力信号がFC電圧底上げされて、入力電圧、出力
電圧共に、マイナス側がカットされない増幅をすると思うのですが、
いかがでしょうか。

→いいえ,発生する電圧はマイナス電圧(NPNトランジスタの場合,
PNPトランジスタではプラス電圧)ですので,よりCクラス(導通率が
下がる方向)になります。


【参考1】
 増幅器のA,B,Cのクラス分けにおいて導通率(流通率ともいう)は,
入力のサイン波1周期(360度)に対して出力に寄与する割合をいいます。
Aクラスは導通率100%,Bクラスは導通率50%,Cクラスは導通率50%
未満ということです。ABクラスは導通率50%を超え,100%未満を
いいます。
 なお,editorさんは導通角θで説明していますが,数字が違って
います。『θ=360°ならAクラス,θ=180°ならBクラス,θ<180°
ならCクラス』ですね。

【参考2】
 5U4GBさんは,HiFiオーディオアンプを念頭においているので,
『小信号アンプは,Aクラス以外はあり得ない』と思うのかも
しれませんが,高周波アンプ(とくに同調形)は小信号でもCクラスを
使いますし,逓倍回路では積極的にCクラスアンプを使います。
 なお,HiFiオーディオアンプでは電力増幅でもCクラスアンプを
使うことはありませんが,オーディオ帯域でも単一周波数アンプで
あればCクラスを使うこともあります(たとえばセラミック振動子の
駆動など)。
引用なし

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