▼TKさん:
>RFワールドNo.41のP58にあります波形メモリの作り方について
>質問させて下さい。
>
>理解を深める為、自分でもExcelでSINとCOSの波形データを作ってみました。
>
>RFW41の
>signal-sin.mif、signal-cos.mif、pilot-sin.mif、pilot-cos.mif
>cw-sin.mif、cw-cos.mifとdemod-sin.mif、demod-cos.mifを
>それぞれExcelで符号付き整数に変換後、グラフ化して自作の物と
>比較しました。
>
>cw-sin.mif、cw-cos.mif、demod-sin.mif、demod-cos.mifは
>グラフで同じになる事を確認。
>pilot-sin.mif、pilot-cos.mifはフィルタ処理(ハン窓)の
>違いで数値は少し違いますが、グラフではほぼ同じになりました。
>signal-sin.mif、signal-cos.mifだけは位相が全く違うグラフになりました。
>
>自作のsignal-sin.mifはSIN波形なので各サブキャリアで0から開始、
>自作のsignal-cos.mifはCOS波形なので各サブキャリアで30839から開始
>した物に最初と最後の4us部分にフィルタ処理(ハン窓)をしていますが
>RFW41のsignal-sin.mif、signal-cos.mifは
>各サブキャリアでSIN波形は0から開始、COS波形は30839から開始に
>なっていません。
>(一部ですが、グラフの比較画像を添付します)
>しかも、各サブキャリアで開始の位相は固定ではなく、
>バラバラになっている様に見えます。
>
>この様にしている理由を教えて頂けますでしょうか?
>(自作のsignal-sin.mif、signal-cos.mifでは動作しないと危惧してます)
>
>また、RFW41のsignal-sin.mif、signal-cos.mifの作り方をご説明
>頂けますでしょうか?(開始位相のポイントが分かりませんので)
ソースコード一式をダウンロードいただき、読者様のほうで独自に検証くださり、誠に有難うございます。
signal-sin.mif、signal-cos.mifは、開始位相がバラバラになっているといる、ということでございますが、経緯を調査しますので、少々お待ちいただけますでしょうか。
今の時点で申し上げられますことは、同じ周波数で「sinとcosの位相差=90度」のルールさえ守られていれば、OFDMで情報を確実に伝えることができます。
OFDMは各サブキャリアの位相はバラバラでよいことを前提としまして、マルチパス耐性を高めた方式となっていることは、ご存知のことと思います。