RFワールド読者の掲示板U
無線と高周波に関することを中心に、それ以外の話題も含めて、何でも書き込みOKの掲示板です。初めての方もネチケットを守って、お気軽にご参加下さい(^^)/
editor
- 20/5/24(日) 9:58 -
▼初めてさん:
>またもう一度TPの値を測り直しました。
>TP1 2.5 V
>TP2 2.51 V
>TP3 2.51 V
>TP4 Max 0.93 Min 106mV
>TP5 Max 0.4 V Min 0V
>TP6 0V
>TP7 0V
>TP8 0V
>TP9 50〜200mV以上
>OUT 50〜200mV以上
半田付けが疑わしいようです.おそらく,いわゆる天ぷらに
なっていて,電気的に接続が不安定な箇所があります.
すべての半田付け箇所を再加熱して修正してください.
再加熱するときは,必要に応じて新しい半田を盛ります.
半田がなめらかに流れるように,しかし加熱しすぎないように
半田付けをやりなおしてください.
半田を盛りすぎたり.過熱で基板を焦がしたり,フラックスの残滓が
残ったりしないように十分注意しながら,手際よく作業してください.
基板の焦げや過度なフラックスの残滓は機能や性能に影響します.
下記が参考になるかもしれません:
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8D%8A%E7%94%B0%E4%BB%98%E3%81%91
初心者の半田付けは,正しく接続できていないことがよくあります.自信がないようなら,電子機器の半田付けに慣れた人に指導してもらうのが望ましいです.
次の各工程を順番に実行してください:
(1)目視チェックに必要な道具を用意する
肉眼では発見できなかったので,ルーペを使ってください.
・倍率が3倍程度以上の作業用ルーペ
ルーペは100円ショップなどで売られている安物で十分です.
レンズ直径が数cm程度,焦点距離が3cm程度のもの.
・倍率が10〜15倍程度の傷見(きずみ)
時計修理用ルーペです.100円ショップなどで売られています.
上記の3倍ルーペで確認しづらい箇所に使います.
・作業箇所を明るく照らすスポット照明
スポット照明はルーペで拡大する箇所を照らすのに使います.
両手を使って作業したいので,自立型かヘッドマウント型が望ましいです.
(2)目視でじっくりチェックする
上記(1)で用意したものを使って,半田付け箇所のすべてを1時間程度をかけて目視チェックしてください.怪しい箇所は,必要に応じてデジカメのマクロモード(接写モード)を使って,異なる角度から数回撮影し,記録してください.
必要に応じてテスターの抵抗レンジを使って接続箇所の抵抗値を確認してください.明らかに異常な箇所があったら,回路図に該当箇所を赤ペンなどでマークします.
(3)再半田する
修正する箇所の順番は次の通り:
(a)すべての0Vライン
(b)すべての5Vライン
(c)すべての信号点
先の(2)でマークした箇所は,重点的に修正し接続を確認してください.
(4)TPの電圧をチェック
すべてのTP電圧を再チェックしてリストアップしてください.
(5)基板の配線面と部品面の写真をアップする
この掲示板にアップロードしてください.
以上です.