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Re:スピードガンについて
 editor  - 13/1/21(月) 22:30 -
 千葉さん,書き込みありがとうございます.

▼千葉さん:
>また質問で、ADM660はなぜ必要なのかお手数を掛けしますが教えてください。
 ADM660は+5Vから−5Vを生成するために必要です.

 IC3のTL082の出力段は添付の等価回路のような構成であり,
下側のPNPトランジスタが0Vまでスイングできないので,
出力を0Vから正の方向へ駆動できるようにTL082の電源電圧を
負にしています.

−−−ダイオードの向きをもう一度確認してみてください.
 1N4148をお使いとのことですが,向きは正しいでしょうか?
 色帯があるほうがカソードです.


−−−以下は,サンプル&ホールド回路のチェック手順です.
 下記を試してみていただけませんでしょうか?
 番号は(21)からです.

(21)この書き込みに添付の回路図の点Aを切断する.
 (点B,C,Dは元通りに接続してください.)

(22)電源電圧5Vを加え,TL082のピン4に(GNDを基準として)
−5Vがかかっていることを確認する.

(23)IC3bの出力(ピン7)に直流電圧計を接続する.
 ディジタル電圧計(DMMの電圧レンジなど)を接続してください.
 この電圧計の読みをV7と呼ぶことにします.

(24)コンデンサC4を一瞬短絡する.
 これでホールド・コンデンサの電荷がゼロになるので,
V7は0Vになるはずです.

(25)IC3aのピン3に直流電圧1.0Vを加える.
 すると即座にV7は1.0Vになるはずです.

(26)IC3aのピン3をGNDに短絡する.
 V7は1.0Vのままのはずです.

(27)再びIC3aのピン3に直流電圧2.0Vを加える.
 すると即座にV7は2.0Vになるはずです.

(28)IC3aのピン3をGNDに短絡する.
 V7は2.0Vのままのはずです.

(29)コンデンサC4を一瞬短絡する.
 ホールド・コンデンサの電荷がゼロになるので,
V7は0Vになるはずです.

以上の動作確認の結果は,いかがでしょうか?

添付画像【TL082-equiv-ckt.jpg : 24.4KB】
【TL082-equiv-ckt.jpg : 24.4KB】

添付画像【1N4148.jpg : 2.4KB】
【1N4148.jpg : 2.4KB】

添付画像【RFW05fig07-samplehold-3(2).jpg : 31.5KB】
【RFW05fig07-samplehold-3(2).jpg : 31.5KB】

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スピードガンについて 千葉 12/12/14(金) 16:16 [添付]
Re:スピードガンについて editor 12/12/15(土) 14:40
Re:スピードガンについて 千葉 13/1/16(水) 14:55
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Re:スピードガンについて 千葉 13/1/21(月) 14:39
Re:スピードガンについて editor 13/1/21(月) 22:30 [添付][添付][添付]
補足:電圧を加える場合の注意 editor 13/1/22(火) 1:08 [添付]

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