マイクロストリップラインに関連して、素朴な疑問です。
両面基板の裏面を全面GNDとしてマイクロストリップライン(直線)を作るとき、
FR4基板の厚さが 0.8mm - 1.6mm 程度で計算すると、概ね厚さの2倍程度の線幅で 50Ωになります。
t=0.8mm, 1.6mmの基板に引いたマイクロストリップラインの単位長あたりのC(容量)は、
C = εS/d の式で概算すると、S = 線幅×単位長 d = t(0.8 or 1.6) で、
「厚さが倍になると線幅が半分」ならばCはあまり変わらないことのなります。
ところで、線路のインピーダンスは、単位長あたりの L,Cから Z=sqrt(L/C) で求まる、ので、
Cがあまり変わらないなら、Lも変わらない計算になります。
冒頭の前提の範囲で、ですが、
50Ωマイクロストリップラインの「単位長あたりのLは概ね同じ」なのでしょうか?
線幅が倍くらい違っても同じインダクタンスというのが腑に落ちません。