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高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について
 5U4GB  - 17/6/18(日) 17:41 -
お世話になりありがとうございます。
以下、よろしくご教示願います。

(1)A,B,Cクラスアンプの分類は、電力アンプの分類用のクラスわけですか?

小信号電圧アンプでは、負荷線を使ったバイアスポイント設定が説明され、TRは、コレクタ電流の飽和領域にある負荷直線上をバイアスポイントを中心にスライドして、電圧アンプとして動作すると聞いています。
このため、電圧アンプはクラス分けは無いと思います。

添付ファイル(見本)のように2SC1815は小信号用電圧アンプとして使うことも、ミニパワーアンプとしても使用できると思います。

A,B,Cクラスアンプの分類方法は、電力アンプにバイアスを与える方法を3種類に分類したもので、電圧アンプへバイアスを与える方法を分類するものではない、と考えて良いですか?

(2)電源電圧が低い場合の、Cクラス(パワー)アンプの動作

添付ファイルのCクラスアンプでは、入力信号のマイナス側がカットされて出力されています。
しかし、RFキャリアがベースに入力されると、ベースにDC電圧が発生します。

すると、ベース電圧は0Vではなくなり、Cクラスではなく、AB級のような動作になり、入力信号がFC電圧底上げされて、入力電圧、出力電圧共に、マイナス側がカットされない増幅をすると思うのですが、いかがでしょうか。

(3)TRのコレクタ電流不飽和領域でのアナログ乗算特性

これまで、小信号TRアンプは、負荷線を使った設計法から始まっているので、TRはコレクタ電流がちょうど飽和したところにあり負荷線上を移動しています。

ここで、電源電圧VCEを低くとると、コレクタ電流を飽和させない領域では、TRをアナログ乗算器に近似できる特性が出てきます。

このTRのコレクタ電流不飽和領域での近似的なアナログ乗算特性については、これまで殆どその動作特性を説明した本が無いような印象をうけますが、いかがでしょうか。

添付画像【402_2sc1815-C-class-Amp-NotAlways-C-class.png : 256.4KB】
【402_2sc1815-C-class-Amp-NotAlways-C-class.png : 256.4KB】

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高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について 5U4GB 17/6/18(日) 17:41 [添付]
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Re:高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について 5U4GB 17/6/22(木) 21:47
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Re:高周波Cクラスパワーアンプの動作説明について 5U4GB 18/8/14(火) 9:26

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