RFワールド読者の掲示板U
無線と高周波に関することを中心に、それ以外の話題も含めて、何でも書き込みOKの掲示板です。初めての方もネチケットを守って、お気軽にご参加下さい(^^)/
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Hiroyuki Naito
- 18/9/11(火) 19:16 -
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首記の回路でIFIN信号がSYSCLKでサンプリングされて、IFIN信号の位相が
11.25度ステップで量子化(5bitで数値化)されることを確認しました。
興味のある方は下記の手順でご確認ください。
1) 「図5_8IF信号の立上り検出回路_1ns.txt」をダウンロードする。
2) http://www.falstad.com/circuit/circuitjs.htmlにアクセスする。
3) シミュレータが起動されるので、File→Open File...で(1)のファイルを
開く。
4) IFINに接続されている120kHzの発振器のシンボルをダブりクリックする。
5) Phase offset(度)に適当な数値を入れると対応する5bitの値が出力される。
6) Phase offsetを11.25度ステップで増減すると出力の5bitの値が1bitずつ
増減する。
7) 0.25度ステップで変化させたときの5bitの数値の変化を添付のExcelの
表にまとめました。
シミュレーションの精度の都合でIFIN信号=120kHz、SYSCLK=1.92MHzと図5.8の
周波数の1/10にしています。
タイミングチャートの信号は、図5.10にならって下記の順になっています。
IFIN
SYSCLK
Q0
Q1
Q2
Q3
~Q3
DFF1
DFF2
オフセット0度の120kHzの信号
【563_図5_8IF信号の立上り検出回路.png : 236.8KB】
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Hiroyuki Naito
- 18/12/29(土) 14:59 -
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図5.8と図5.9の立上り/立下り検出回路を一つにまとめました。
IF_IN信号(120kHz)のPhase Offsetは-15°、Duty Cycleは50%に設定されている
ので、(Pa4,Pa3,Pa2,Pa1,Pa0)=(Pb4,Pb3,Pb2,Pb1,Pb0)=(1,1,1,0,1)となり
ます。
IF_IN信号をダブルクリックして、Duty Cycleを50%から変化させることで、立下り
の位相を1%あたり3.6°変えることができますので、お試しください。
タイミングチャートの信号は、図5.10にならって下記の順になっています。
IFIN
SYSCLK
Q0
Q1
Q2
Q3
~Q3
DFF1出力
DFF2出力
DFF1反転出力
【597_図5_8+図5_9IF信号の立上り/立下り検出回路.png : 86.8KB】