▼中本 伸一さん:
>実際にはこの回転因子はDCから始まってサンプリング
>周波数の中央のサンプリング限界を超えてそれよりも高い
>周波数までの回転因子を生成して乗算・積分を
>行っています。
>
>これはサンプリング周波数を超えた時点から鏡像つまり
>エイリアスに対して計算を行っていることになります。
>
>サンプリングされた信号は正方向はもちろん
>後ろ方向にもエイリアスが延々と連なった成分を
>持っていますので中央のサンプリング周波数を
>超えた成分は実は負の周波数成分と等価です。
DFTやFFTの解説を読んでも正の周波数しか扱っていないものが多く、
負の周波数を扱った教科書は1種類でしたが、その考え方を踏襲して
ソースを眺めても、どこで負の周波数が扱われているのか分からなくて
質問させていただきました。
入力の発振器の周波数を上げていくと、8kHz以上は負の周波数側に表示
される意味が分かったような気がします。
丁寧なご回答をいただき、ありがとうございました。